2016年4月17日日曜日

飯田史彦さんの書いた、「いのちの伝言」を読んで、読書感想を書きました。

飯田史彦さんの書いた、「いのちの伝言」を読んで、
2012年4月、私は下の通り、読書感想を書きました。
写真は、本の表紙を、撮ったもの。


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読書感想文(いのちの伝言・・・飯田史彦)
 
飯田史彦さんは、広島県に1962年に生まれ、
<学習院経済学部に学び、福島大で教授等をしましたが、
2009年退職し、今は飯田史彦メンタルヘルス・
<マネジメント研究所所長をしています。
<その著書「いきがいの創造シリーズ」は、
<約200万部を売り、ベストセラーとなっています
 
飯田史彦さんは、広島県に1962年に生まれ、
学習院経済学部に学びましたが、20歳のとき、
スピリチュアリティに目覚め(あの世の人と出会いがあった? 
それまでは世界を唯脳的に見ていたのに、
そこから精神性に目覚めました)、
それ以来スピリチュアリティ・カウンセリングを
自分のこの世のミッションとしておこなって来ました。
 
一方、学者として生きて来て、福島大学に行き、
1990年に経済学の助教授になり、
2005年からは教授を務めています。
1996年「生きがいの創造」を出し、
これが爆発的ヒットとなり、
このシリーズの本は現在までに約200万部売れました。
 
私の知っている人でも、
この人の本を出きる限り買ってこの人の講演するときは、
行けるときは必ず講演会場に行く人がいます。
 
別な方はご家族(子供)の不幸に出合いましたが、
この人の本を読んで救われ、
それ以来50冊ものこの人の本を買い、
それを知人に勧めるようになりました。
 
飯田史彦さんは、2009年福島大学を退職し、
岐阜県に「光の学校」を建設しています。
そして、
「飯田史彦メンタルヘルス・マネジメント研究所」所長、と
「飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所『光の学校』」校長に
なりました。
 
ここで、「誰のいかなる悩みに対しても、
完全なる守秘責任のもと、飯田自身が2時間以上をかけて
無償でカウンセリング&スピリチュアル・ケアを行う」
という、画期的な研究所を運営しています。
 
天から無償で人助けをしなさいと言われて、
それを、階段を一歩一歩あがるように着々とやってきました。
無償でやるのですがカウンセルにはお金は必要で、
心ある方の寄付を求めているようです。
この先は分りませんが、今の私はしていません。
 
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<この本との出会い>
 
私は電気工学の学校に行きましたし、
私の脳の構造は(唯物論?)科学志向で、
基本的にはスピリチュアル志向ではありません。
しかし、自分のこれまでを振り返ってみると、
私はスピリチュアルに関心を持ってきたのだなと思います。
 
45年程前は、石原慎太郎さんがサンケイ新聞に
「巷の神々」というのを連載していましたが、
これを読んでいました。
また、40年ぐらい前に読んだ宮城音弥の
精神分析入門のなかの、「前世を記憶する子供たち」には、
生まれ変わりってあるのだと、衝撃を受けています。
 
私が本屋で見つけて面白かったので、
たくさん本を読んだ馬野周二さん、船井幸雄さんの本も、
私の若い頃の常識からすると
スピリチュアル系の本だと思いました。
これらの本は、一般書として本屋で見つけたので、
スピリチュアル系であることは、
まったく意識していなかったのですが。
 
私は子供の頃から、精神的に不安定でした。
それが象徴的に現れたのは、
鮫洲で車の運転の適正検査を受けたときのことと思います。
全体的に適正試験の成績は良かったと思いました。
 
が、項目の中に情緒の項が6つぐらいあったのですが、
これが全部「情緒不安定=悪い」です。
やはり私は情緒不安定、と思いました。
 
そういう意味では、
私の精神不安定は子供の頃からの習い性で、
そこからの脱却を目指して、私は本を読んできたと思います。
フロイトやユングの精神分析には興味をもちましたし、
岸田秀さんの精神分析の著作も沢山読みました。
 
私の20代には夢野久作の本や江戸川乱歩の本にも
耽溺しましたが、これらの本も精神的な面から、
私は夢中になったのだと思います。
黒沢重吾にも夢中になりましたが、
黒沢重吾もスピリチュアルな部分がありました。
 
私がそれまで読んだ人の影響だと思いますが、
スウェーデンボルグやエドガーケイシーにも
興味を持ちました。
そのほか様々な、スピリチュアルな本にも
興味を持つようになっています。
 
そこで新聞かなにかに載っていた、
飯田史彦さんの本に興味を持っていたのですが、
本屋でこの人の「生きがいの創造」を立ち読みしたら、
衝撃を受けました。
 
自分の生き方がそれから徐々に変わってきましたが、
その私の変化のトッカカリを与えて呉れたと思います。
良いなと思ったのは、
「そう考えると、気持ちが楽になって
前に進めるようになるでしょう」と言っていることでした。
 
この人は、自分の考えを読者に強制することはないのです。
そして、それ以来この人の本を
私はときどき読むようになりました。
 
この人の本を読んでから、いろいろな本に出会いました。
五日市剛さんの本、斉藤一人さんの本、
ニール・ドナルドウオッシュさんの「神との対話」シリーズ。
これらをときどき思い出したように読んで、
私の心の調整剤にしてきました。
 
みんな同じことを、言っています。
それは「感謝」であり「愛」です。
なるほどと思いました。
今回の読書も、
私の精神の調整剤のつもりで本を買った結果です。
「いのちの伝言」というタイトルに、
魅かれたこともありました。
 
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<この本の構成>
 
この本の構成は、次の通りです。
( )内はページ数です。
 
-プロローク ~君を守りたい(7ページ)
-はじめに(4ページ)
-第1章 第1事例 30代女性「生きたい」(42ページ)
-第2章 第2事例 60代男性「信じない」(56ページ)
 
-第3章 第3事例 20代女性「死なせて」(42ページ)
-第4章 いのちの伝言の成功の法則(35ページ)
-エピローク ~私たちにできること(6ページ)
-おわりに(13ページ)
 
本全体に、スピリチュアリティを
実際の体験で経験してない人が、
どう考えてスピリチュアリティ的発想をすることができるか、
を噛んで含めるように書いてあると思います。
飯田史彦さんは、そこを熱心にやっていました。
 
スピリチュアリティを経験してない人
(私も経験していません)に、
スピリチュアリティを説明するのは、
3次元に住む人が、2次元に住む人に
3次元の世界を説明するようなものですから、
 
3次元に住む人にとって、
イライラすることもあるのだと思いますが、
この本は飯田史彦さんはその説明をする
チャレンジャーだと思うと分りやすいと思います。
勿論、飯田さんが説明している相手は、私たちです。
 
全体は、経験なきものに、
経験者が伝えるチャレンジなのでしょう。
でもそのキッカケをとなった、飯田史彦さんが
もっとも感動した経験が、プロローグにあります。
 
そして飯田史彦さんの
スピリチュアリティ・カウンセラーとしての経験から、
飯田史彦さんは、私たちがやるべきことと思うことを、
エピローグに書いていました。
両方とも読んで、
そうだなと私たちも思う内容が書かれています。
 
プロローグから、
プロローグを最も象徴すると私の思ったことを
次に引用します。
 
――私は、かなり強力な抗がん剤の治療を、
2年数か月間で20回以上も受けられた奥様の精神力に、
びっくり仰天してしまいました。
 
体への負担が重く、毛髪が抜け、
激しい吐き気に襲われるなど、
1度だけでも苦しくてたまらない抗がん剤治療を、
短期間で20回以上も受けるためには、
よほどの覚悟と勇気が求められるからです。
 
「だって抗がん剤をやめたら、
すぐにがん細胞が全身に広がって、
死んでしまうかもしれないんですから」と
にこやかにおっしゃる奥様・・・
 
「私は生きたいんです、絶対にあきらめません!」と
ほほ笑む彼女を前にして、
「この御方は、どうしてここまで強くなれるのであろうか」
と、私は驚きで声を失いました。
 
――自分のために頑張るには限界があるのに、
愛する人、守るべき人のためならば、
無限に頑張ることができる・・・
 
これまで、「人間なんか嫌いだ」と思ってきた私ですが、
「もしかすると、人間と言う生き物を、
好きになれるかもしれない」と、
この日、このご夫婦の前で、
この歌を歌いながら、確かに思い始めたのでした。
 
エピロ-グからも、
最初に書いてあったことを次に引用しました。
 
――私が、しばしば尋ねられること・・・
それが、「ご病気などで死を意識してらっしゃる方々に
対して、自分になにができるのでしょうか?」
というご質問です。それに対して、
いつも私は、わずか一言で明瞭におこたえします・・・
「逢いに行って差し上げてください」と。
 
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<30代女性「生きたい」>
 
全員ががんを患って、余命を宣告された人ばかりが、
飯田史彦さんのカウンセラーの相手です。
「私が何故、子供たちをおいて死ななければならないのか。
私は生きたいのです」という女性が、
このときのカウンセラーの相手でした。
 
飯田史彦さんは、
あの世が見える不思議な能力があるようですが、
それは子供の命を救うため、
その女性が早く死ぬのだと分って、
それをその女性に告げます。
 
そして最後の、飯田さんと
彼女の会話は次のようなものでした。
 
――飯田:残念ながら、「証拠を見せろ」と
おっしゃられても、困ることではありますが・・・ 
女性:いえ、証拠なんかいらないんです! 
飯田:どうして? 
女性:だってそれこそが、私がいちばん納得できる言葉だから
 
飯田:なるほど。 
女性:だから、証拠なんか必要ないし、
私がこんなに納得できて嬉しいということが、
何よりの証拠なんです。
 
――飯田:ええ、カウセラーの仕事というのは、相手に、
「自分自身に対する誇り」を
取り戻してあげる作業でもあるんですよ。
人間は、どれほど過酷な試練に見舞われて逆境にあっても、
そんな自分に誇りをもつことができていれば、
勇気を出して立ち向かうことができるのです。 
 
女性:それなら、自分も、病気に立ち向かっている
自分を誇らしく思えばいいんですね? 
飯田:そのとおりです・・・
僕と交わした言葉を通じて、
少しはそう思えるようになって来ましたか? 
 
女性:はい、少しどころか、もう私、こんな自分への誇りで、
ばんばんに膨らんでしまっています(笑)――
え、これががんでもうすぐ死ぬ女性なのと思ったら、
そうか人間って強いのだなと、改めて思いました。(八木)
 
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<60代男性「信じない」>
 
その男性は学校の先生をしていましたが、がんになり、
病院の先生に呼ばれた飯田史彦さんがカウンセルをしました。
その患者さんは、
飯田史彦さんのお話をまったく信用していません。
その心は次の言葉に要約されていると思います。
 
「いやあ、肩書きを捨てて金儲けもしないで
純粋に人助けをするなんて、人間にはできないよ。
何か裏に魂胆があるに違いないね」。
 
でも飯田さんのカウンセルを受けて、
涙のうちに素直になっていきます。
その男性は中学生のときに死んだお父さんを思い出して、
その時の体験が、その男性の価値観、
人生の動力源を作ったのだというのがわかりました。
 
飯田さんと60代の男性の会話を読んで思いました。
人は何かしら特別な経験をして、
自分なりの価値観を作って人生を生きています。
考え方は百人百様だけど、それぞれ
そんなに考え抜いた結果の価値観ではないのでしょう。
 
だから自分の話しを聞いてくれる人は、必要だし、
それで頭の整理がついて
自分の目標が明確になるのだと思いました。
そこに、カウンセルの意味があるのでしょう。
 
しかし百人百様とは、要するにこの世に生きている人全員が、
みんな違った波乱万丈の生活を送っているのですね。
どの人の価値観も、仮説にすぎないと思いますが、
生きるって自分がたてた仮説をやって見て、
その仮説の検証をしているに過ぎないのですね。
 
そういう意味では、
この一生はたくさんの検証プロセスの一つに過ぎない。
沢山の生まれ変わりの一つに過ぎないのだと思いました。
 
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<20代女性「死なせて」>
 
がんと宣告されると、早く死にたいという人がでるのですね。
そうもう希望がないなら、そう思うのでしょう。
しかし、飯田史彦さんのカウンセルを受けて、
徐々に
生きる希望や生きる意味を考えてくると変わるのですね。
 
この飯田史彦さんと
20代の女性の会話を読んで、思いました。
重い病気にかかるのも、
この世でのチャレンジと思えるようになるのですね。
 
飯田史彦さんは、次の人生の計画
(飯田史彦さんの理解では、
人は生まれ変わりの人生を歩むようです。
だから飯田史彦さんの理解によれば死ぬ人にも、
また次の人生があるのです)を考えるため、
旅行のDVDを見るのも進めています。
 
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<いのちの伝言の成功の法則>
 
成功には5つの条件があるそうです。
1回目はさっと読み飛ばして、
キチンと理解していませんから、
この読書感想文で、もう一度読んで理解したいと思いました。
 
だけど、私の理解は今の私の能力の範囲と思いますので、
その5つのタイトルを紹介し、
私の感想を少しいれて私の読書感想を終わります。
 
1つ目は「『傾聴』と『導き』のバランス」です。
カウンセルは、
この2つをやらなければいけないのだと思いますが、
相手の状況に応じ、進めなければいけないのでしょう。
 
一般的に『傾聴』は、普通の人はやっていないので、
これが出来ることがカウンセルの条件になるようです。
『導き』は、それこそ自分の経験、
考えがいるので難しいですが、
これなしでは良いカウンセルができないのでしょう。
 
良い『導き』をするためには、
自分の魂を磨くことが必要な気がします。
 
2つ目は「『死を意識する4類型』に
対応したコミュニケーション」です。
『死を意識する4類型』には、
スピリチュアルを信じる人、信じない人で2種類.
生きるのに積極的な人と、積極的でない人で2種類。
組み合わせて4種類になります。
 
患者さんの思考を見極め、それぞれの類型別のアプローチが、
飯田史彦さんの経験から書いてありました。
これの正解が何かを言うのは、難しいのだと思います。
しかし思って実践して思う、
飯田史彦さんのチャレンジに拍手を送りたくなりました。
 
3つ目は「『生きがい』を持ちやすい人生観への転換」です。
飯田史彦さんは「生きがい論」を講義するときには、
「生きがいとは、
より価値のある人生を創造する意志のことである」と、
生きがいを定義しているそうです。
 
私は飯田史彦さんに、全面的に納得していますから、
その通りと思いました。
そして、「生きがい」を持ちやすい人生観と、
持ち難い人生観を、それぞれ紹介し、
「生きがい」を持ちやすい
人生観にかえていきましょうと言っています。
私もその通りと思いました。
 
4つ目は「『スピリチュアリティを高める5つの仮説』の
選択的活用」です。
5つは次のようなものです。
その5つは要約すれば、
 
「生まれ変わる」
「この世は修行である」
「人生でおこることにはすべて意味がある」
「縁のある人は、ソウルメイトである」
「自分のやったことが自分に戻ってきている」でした。
そうでしょうね、と思います。
 
5つ目は「あらゆる『つながり感』の形成」です。
自分と何のつながりかと言うと、
「宇宙」「地球(大自然、生物、植物など)」
「あらゆる人々」「身近な人々」「自分の性格・趣味・仕事」
「試練・喜び」「過去の自分・未来の自分」
「自分の言動、起こる事象」です。
 
なるほど、私はいろいろなものと繋がっていると、
改めて思いました。

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